香港カップ

Hong Kong Cup

2019/12/8(日) 17:15発走※出走日時は日本時間

シャティン競馬場

ウインブライト

性齢 牡5
ステイゴールド
サマーエタニティ
母の父 アドマイヤコジーン
調教師 畠山吉宏

ウインブライトが今春に見せた快進撃は見事なものだった。初戦の中山金杯から中山記念、そしてG1初制覇となったクイーンエリザベス2世カップまで重賞3連勝。中山競馬場や福島競馬場など、重賞では小回りコースでしか結果を出せていなかったこの馬にとって、直線が長いシャティン競馬場で、それもG1を勝てたことはブレークスルーとなった。

また、中山記念の2着ラッキーライラックがエリザベス女王杯、4着スワーヴリチャードはジャパンカップを制覇。クイーンエリザベス2世Cの3着リスグラシューも次戦から宝塚記念とコックスプレートを連勝し、この2戦とも6着だったディアドラは夏にナッソーステークスを勝つなど、負かした相手たちが後に次々とG1勝ちしたことで価値も一段と増した。ウインブライトは今や国内最強クラスの1頭だ。

クイーンエリザベス2世Cから帰国後は、5か月の休養を挟んでオールカマーから再始動したが、松岡騎手によると2200mの距離がやや長く、得意の中山でまさかの9着に沈んだ。続く天皇賞(秋)でも8着に敗れたものの、不利な外枠に加え、それまで10着が最高だった東京競馬場の重賞で進歩も見せている。香港Cに向けては名コンビの松岡騎手も状態一変を強調しており、成功を収めている舞台に戻ればパフォーマンス向上は必至だろう。