グロリアスフォーエバー
性齢 | セ5 |
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父 | Archipenko |
母 | Here To Eternity |
母の父 | Stormy Atlantic |
調教師 | F.ロー |
ディフェンディングチャンピオンのグロリアスフォーエバーが不振にあえいでいる。昨年はシーズン2戦目のG3ササレディースパースで重賞に初挑戦。軽ハンデもあって1番人気に推されたものの、G1ホースの全兄タイムワープを捕らえ切れずに惜敗し、次戦のジョッキークラブカップでも1番人気を裏切り6着と壁に当たった。しかし、香港カップでは兄に譲らず逃げるとディアドラの猛追を振り切り、香港最大のレースで重賞初制覇を飾った。
この勝利で名実ともに中距離路線のトップホースとなったグロリアスフォーエバーだが、年明けのG3センテナリーヴァーズではササレディースパースとの比較で8kg近くも増量されたハンデにダッシュがつかず8着。その後もタイムワープにハナを叩かれる競馬が続くなど4連敗でシーズンを終えた。
今季も2連敗で結果を出せないままだが、初戦はマイル戦でビューティージェネレーションらと先行争いするスピードを見せた。前走のジョッキークラブCはエグザルタントに大きく離され最下位も、他馬と接触して直線半ばから流した結果だ。香港C以降は一度も逃げられていないが、春のクイーンエリザベス2世カップでは2番手追走からリスグラシューと3/4馬身差の4着に粘り込んでおり、気分良く走れた際に一変する可能性は捨て切れない。