香港マイル

Hong Kong Mile

2019/12/8(日) 16:35発走※出走日時は日本時間

シャティン競馬場

沿革

香港マイル(G1)
2019年12月8日(日)15:35(日本時間 16:35)
香港 シャティン競馬場
芝右1600m 3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55.25kg 3歳=牡・セン馬 56.5kg(同南半球産 51.25kg)、牝馬55kg(同南半球産49.5kg)

賞金総額:2500万香港ドル(約3億5000万円)
1着賞金:1425万香港ドル(約1億9950万円)
※1香港ドル=14円で換算

1991年の創設当初は距離が1400mで、名称も香港招待ボウルという現在とは異なる形態のレースだった。1994年に国際G3、その翌年にはG2と格付けを上げ、1999年に香港スプリントが新設されたのを受けて距離を1600mに延伸。併せて香港マイルへと改称され、翌2000年にG1昇格を果たした。

レース創設当初は外国馬が優勢で2001年にはエイシンプレストンが日本調教馬として初制覇を果たした。しかし、2002年に地元馬オリンピックエクスプレスが勝利してから潮目が変わり、2006年以降はグッドババの3連覇を含む9連勝。2018年までの13年間で香港調教馬が12勝をマークし、香港スプリントと同様に世界的にもハイレベルなカテゴリーへと成長を遂げた。

また、グッドババの3連覇は香港国際競走4レースの中で同一レースを3勝した唯一の偉業。2019年には現役世界最強マイラーのビューティージェネレーション、香港スプリントのミスタースタニングが3連覇に挑む。

こうした地元馬の攻勢に対して存在感を見せているのが日本調教馬で、エイシンプレストン以降では2005年にハットトリックが優勝し、その翌年から始まった香港勢の連勝を止めたのも2015年のモーリスだった。

賞金水準は非常に高く、今年3月に第1回が行われたオーストラリアのジ・オールスターマイルが新設されるまで、芝のマイル戦として世界最高峰を争っていた。賞金総額、1着賞金はともに日本の安田記念とマイルCSを1億円前後も上回っている。