香港マイル

Hong Kong Mile

2019/12/8(日) 16:35発走※出走日時は日本時間

シャティン競馬場

ペルシアンナイト

性齢 牡5
ハービンジャー
オリエントチャーム
母の父 サンデーサイレンス
調教師 池江泰寿

復活の兆しを見せている実力馬が2年連続の香港遠征で久々の祝杯をあげられるか。2年前のマイルチャンピオンシップ以来、勝利から遠ざかっているペルシアンナイトだが、大きな力の衰えを見せている訳ではない。前走のマイルCSでもインディチャンプから2馬身圏内の3着に差し込んで3年連続の入着を果たしている。着順こそ2017年の1着から2018年の2着、そして今年の3着と後退させているものの、今年は2着のダノンプレミアムとクビ差。走破時計も同じ良馬場で行われ、内ラチ沿いをロスなく立ち回った2018年と変わりはない(2017年は稍重)。

今年の初戦は金鯱賞でダノンプレミアムの4着とまずまずの出足だったが、続く大阪杯は馬群の外を回るロスの多い内容で大敗。次戦の安田記念でもスタート直後の不利が原因で10着と経験のない大きな着順が続いた。しかし、仕切り直しの札幌記念からブリンカーを装着すると、ブラストワンピースら中長距離のG1級を相手に1馬身半ほどの5着と内容を向上させ、毎日王冠でも結果を出せていなかった東京競馬場の重賞で自己最高の4着に食い込んだ。昨年の香港マイルでは5着だったが、大外枠から後方追走となり、馬群の外を早めに押し上げて失速したもの。これまで5回あるG1入着は全て馬群の中から進出しおり、自分の形に持ち込めれば前年以上の結果も期待できるはずだ。