香港スプリント

Hong Kong Sprint

2019/12/8(日) 15:25発走※出走日時は日本時間

シャティン競馬場

ビートザクロック

性齢 セ6
Hinchinbrook
Flion Fenena
母の父 Lion Hunter
調教師 J.サイズ

ビートザクロックは2018年元旦のG3チャイニーズクラブチャレンジカップで重賞に初挑戦してから前走まで、1200mと1400mの重賞ばかり12戦して全て3着以内。強豪ひしめく香港の短距離路線にあって無類の安定感を誇っている。

昨シーズンは始動戦のジョッキークラブスプリントを3着にまとめる一方、本番の香港スプリントでもミスタースタニングから1馬身1/4差の3着と一歩及ばなかったが、次戦のセンテナリースプリントカップではミスタースタニングをクビ差退けて待望のG1初制覇。連勝を狙った1400mのクイーンズシルバージュビリーカップは、2年連続でマイル王ビューティージェネレーションに屈した。しかし、続くG2スプリントカップで斤量の軽いラタンをクビ差まで追い詰めると、シーズン最終戦のチェアマンズスプリントプライズでは、同斤になったラタンを1/2馬身逆転して2度目のG1制覇。年間表彰で最優秀スプリンターのタイトルを獲得している。

それ以来となった今季初戦のジョッキークラブスプリントでは、いつもより後ろからの追走となってエセロに3馬身差の3着に終わったが、直線ではしぶとく伸びて地力を見せた。今回は叩き2戦目に加えて7kgあったエセロとの斤量差も4kgへ縮まるだけに、チェアマンズSPのような巻き返しも可能だろう。