香港マイル2020/12/13(日) 16:50発走 シャティン競馬場
性齢 | 牡4 |
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父 | Australia |
母 | Senta's Dream |
母の父 | Danehill |
調教師 | A.オブライエン |
前走のブリーダーズカップマイルで単勝74.20倍の最低人気を覆し、あっと驚く快走を披露したオーダーオブオーストラリア。大きく劣った下馬評には当然ながら理由があり、それまでに実績と呼べるような物は何もない未知の存在だった。
昨年11月のデビュー戦で経験馬を含む相手の5着に終わると、7か月の休養を挟んで迎えた今年6月の3歳初戦は3着。次戦から愛ダービー4着、仏ダービー7着と及ばず、未勝利のまま再び休養に入った。そして、2か月半後の9月中旬にオールウェザー戦でようやく初白星。次戦は芝でも勝利を挙げたが、続くG3では9頭立ての最下位に沈み、そうして挑戦したBCマイルで激走することになる。
一連の成績を整理すると、前走がデビュー戦以来の1600mで、それ以外は2000m以上のレースに出走してきた。3着だった3歳初戦の上位4頭はいずれもA.オブライエン厩舎の僚友だが、1着のタイガーモスは後にメルボルンCで2着、2着ドーンパトロールと4着アウラーンナヴィーアンも、それぞれ次戦の愛ダービーと英ダービーで3着に好走。オーダーオブオーストラリアはポテンシャルを見せていたことになる。また、当時は堅めの良馬場で、初勝利も天候の影響を受けにくいAWコース、BCマイルが堅良馬場の一方、直前の重賞は不良馬場で最下位だった。スピード志向のキャラクターなら香港マイルは最適の条件といえ、再び上位争いできれば大きく未来が広がる。