香港マイル2020/12/13(日) 16:50発走 シャティン競馬場
性齢 | 牡6 |
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父 | Holy Roman Emperor |
母 | Romantic Venture |
母の父 | Indian Ridge |
調教師 | K.コンドン |
欧州でマイルG1を2勝しているローマナイズドだが、戦績を振り返ると「ホームランか三振か」のタイプで、この香港マイルでもキャラクター通りの結果になる可能性が高い。ビューティージェネレーションをはじめ、緩みのないペースを演出してくれる実力馬の存在は、差し・追い込み脚質のローマナイズドにとって願ってもないところ。その一方で、決勝線まで430mというシャティン競馬場の直線はやや短い感がある。
重賞4勝を全てマイル戦で挙げているが、愛2000ギニーとミンストレルS(連覇)の計3勝はカラ競馬場、残りのジャックルマロワ賞はドーヴィル競馬場と、2つの舞台に限られている。カラ競馬場のマイルコースは1200mほどが直線、ドーヴィル競馬場は直線1マイルコースで、ともに伸び伸び走れるのが共通点。器用にスピードを加減するのではなく、ギヤを1つずつ上げながら加速するローマナイズドの脚質に合っている。昨年はムーランドロンシャン賞でもハナ差の2着と勝ちに等しい結果を残しているが、パリロンシャン競馬場の直線はシャティン競馬場より100m余り長い。
ローマナイズドと同じホーリーローマンエンペラー産駒は、ビューティーオンリーが2016年の香港マイル、デザインズオンロームも2014年の香港Cなどを制してコース実績は十分あるだけに、課題は中盤に迎えるコーナーを如何に乗り切るかだろう。