香港スプリント
2021/12/12(日) 15:40発走 シャティン競馬場
性齢 | セ6 |
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父 | All Too Hard |
母 | Mihiri |
母の父 | More Than Ready |
調教師 | R.ギブソン |
4月のチェアマンズスプリントプライズで重賞初制覇を飾り、群雄割拠の状況が続く香港の短距離戦線に加わったウェリントン。香港スプリントは頭ひとつ抜け出して王者の地位を築くために重要なチャレンジとなる。
昨シーズンのウェリントンは8か月の休養から12月末に始動してハンデ戦を4戦3勝。重賞初挑戦のG2スプリントCは1番人気で5着に終わったものの、高い評価が正しかったことを次戦のチェアマンズSPで証明する。当時は日本と香港の双方でダノンスマッシュに次ぐ2番人気に推され、並走した日本のエースを最終コーナーで突き放すと、ゴールでは1馬身半抜け出す快勝劇を演じた。
その後に休養を取り、今シーズンは10月17日のG2プレミアボウルで復帰の予定だったが、跛行により仕切り直して前走のジョッキークラブスプリントから始動。ゲートの出がひと息で7着に敗れたが、最後まで末脚を伸ばす初戦としては悪くない内容を残している。これまでにチェアマンズSPと香港スプリントの同一年制覇はフェアリーキングプローン(1999年)、サイレントウィットネス(2004年)、ビートザクロック(2019年)しか達成していないが、その資格を持つウェリントンが史上4頭目の快挙を達成すれば、群雄割拠の時代は終わり天下が訪れる。