香港ヴァーズ
2021/12/12(日) 15:00発走 シャティン競馬場
性齢 | セ7 |
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父 | Redwood |
母 | Spirit Of Sandford |
母の父 | Kilimanjaro |
調教師 | C.ファウンズ |
今年の香港ヴァーズも地元勢は苦戦を免れそうにないが、昨年3着のコロンバスカウンティには引き続き注意が必要かもしれない。昨年は直前にモーグルを見ながら後方2番手を追走。直線で突き放され3馬身半差の完敗を喫したが、逃げ粘る王者エグザルタントには半馬身差まで迫った。
その後はステイヤーのコロンバスカウンティに適鞍がなく、1800mや2000mで3連敗。5月に待望の2400m戦(G3クイーンマザーメモリアルC)を迎えたものの、ここでは次位より9ポンドも重い133ポンド(約60.5kg)のハンデを課された上に展開も合わず8着に終わった。ただ、その斤量こそ地元での評価の表れ。続くG1チャンピオンズ&チャターCでは、エグザルタントに1馬身余り先着の2着を確保し、長距離戦線のトップホースであることを改めて印象づけている。
今季は10月のG2シャティントロフィー(1600m)から始動してG3ササレディースパース(1800m)、G2ジョッキークラブC(2000m)と距離を延ばしながら3戦。前走はリライアブルチームが作る超スローペースで追い込み切れず4着に終わったが、昨年も3着から香港ヴァーズに臨んで善戦しており、この馬なりに態勢を整えてきたと見て良さそうだ。今年は英国のパイルドライヴァーをはじめ、昨年以上に先行力のある馬もいるだけに、追い込み型のコロンバスカウンティに流れが向く可能性はある。