香港ヴァーズ 2024/12/8(日) 15:10発走 シャティン競馬場

レース傾向(STATS)

香港における芝2400メートル路線の最高峰、香港ヴァーズ。
2022年は日本のウインマリリンが優勝し、今年も日本から2頭が参戦予定。過去10年のデータより、香港ヴァーズのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • ウィズアウトアファイト

    121

  • ジアヴェロット

    119

  • ルクセンブルク

    119

  • ステレンボッシュ

    118

  • ドバイオナー

    118

  • イレジン

    117

  • プラダリア

    116

  • マルキザ

    116

  • ファイブジーパッチ

    113

  • コンティニュアス

    112

  • ラシティブランシュ

    111

  • カーインジェネレーション

    108

  • エンスード

    107

※注:単位はポンド。牝馬はアローワンスとして4ポンド(グラフの緑色部分)加算。


JRAが12月5日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはオーストラリアのウィズアウトアファイトで121、次いでイギリスのジアヴェロットが119となっている。日本から出走するステレンボッシュは118、プラダリアは116となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 2 2 6 0% 20% 40%
2 0 1 0 9 0% 10% 10%
3 1 2 0 7 10% 30% 30%
4 2 0 2 6 20% 20% 40%
5 0 2 1 7 0% 20% 30%
6 0 0 1 9 0% 0% 10%
7 3 0 1 6 30% 30% 40%
8 1 1 1 6 11.1% 22.2% 33.3%
9 2 0 0 5 28.6% 28.6% 28.6%
10 1 1 1 4 14.3% 28.6% 42.9%
11 0 0 0 6 0% 0% 0%
12 0 1 0 4 0% 20% 20%
13 0 0 0 4 0% 0% 0%
14 0 0 1 2 0% 0% 33.3%

最も勝利を輩出しているのは7番ゲートの3回。次いで、4番ゲートと9番ゲートが2回となっている。連対率・3着内率まで広げると、1番ゲート、10番ゲートも好成績を挙げている。昨年の覇者ジュンコは7番ゲートだった。

昨年の覇者ジュンコ(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 2 0 2 9 15.4% 15.4% 30.8%
4歳 5 7 3 19 14.7% 35.3% 44.1%
5歳 2 1 4 24 6.5% 9.7% 22.6%
6歳 1 2 0 19 4.5% 13.6% 13.6%
7歳以上 0 0 1 10 0% 0% 9.1%

4歳が最も勝利を挙げており5勝。連対率、3着内率でも好成績を収めている。次いで3歳と5歳が2勝となっている。日本から参戦予定の3歳馬ステレンボッシュと5歳馬プラダリアは果たしてどうか。

日本から参戦予定のステレンボッシュは3歳(Photo by Shuhei Okada)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 9 8 7 74 9.2% 17.3% 24.5%
牝馬 1 2 3 7 7.7% 23.1% 46.2%

過去10年は牡馬・セン馬が9勝を挙げている。牝馬は過去1回制覇しており、勝率・連帯率では牡馬を上回っている。牝馬の1勝は2022年のウインマリリンによるものだ。

2022年に勝利した牝馬のウインマリリン(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 19.4% 44.4% 58.3%
10倍~29.9倍 10.7% 14.3% 28.6%
30~49.9倍 0% 0% 8.3%
50~99.9倍 0% 0% 0%
100倍以上 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのは10倍未満で19.4%、次いで10倍~29.9倍が10.7%。2021年は日本のグローリーヴェイズが1.6倍という圧倒的な人気で優勝した。単勝オッズが50倍を超えた馬は馬券圏内に入っておらず、順当に決まる傾向にある。
※2016年以降はJRA発売オッズ。それ以前は現地オッズ。

2021年は日本のグローリーヴェイズが優勝した(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

香港ヴァーズにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
ブリーダーズカップターフ(米・G1) 3 2 0
ジョッキークラブカップ(香・G2) 1 2 2
エリザベス女王杯(日・G1) 1 2 0
京都大賞典(日・G2) 1 0 1
コックスプレート(豪・G1) 1 0 0
天皇賞(秋)(日・G1) 1 0 0
オールカマー(日・G2) 1 0 0
バイエルン大賞(独・G1) 1 0 0
凱旋門賞(仏・G1) 0 1 0
ドラール賞(仏・G2) 0 1 0
チャーチルステークス(英・L) 0 1 0
ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(米・G1) 0 0 2
ジャンロマネ賞(仏・G1) 0 0 1
ギヨームドルナノ賞(仏・G2) 0 0 1
コンセイユドパリ賞(仏・G2) 0 0 1
アルゼンチン共和国杯(G2) 0 1 0
札幌記念(日・G2) 0 0 1
ハンデ戦 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。ブリーダーズカップターフを使った馬が最も多く3回優勝している。他は様々なレースから参戦しており、今年はジョッキークラブカップから4頭が参戦予定だ。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
日本 4 3 2 9 22.2% 38.9% 50.0%
アイルランド 3 1 2 10 18.8% 25.0% 37.5%
フランス 2 3 3 9 11.8% 29.4% 47.1%
香港 1 2 3 33 2.6% 7.7% 15.4%
イギリス 0 1 0 14 0% 6.7% 6.7%
オーストラリア 0 0 0 2 0% 0% 0%
シンガポール 0 0 0 1 0% 0% 0%
ドイツ 0 0 0 1 0% 0% 0%
ニュージーランド 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが日本で4勝。次いでアイルランドが3勝、香港が2勝となっている。日本から参戦予定のステレンボッシュ、プラダリアに2年ぶりの日本馬勝利に期待がかかる。

日本から参戦予定のプラダリア(Photo by Japan Racing Association)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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