ドラクロワ
牡3 9戦5勝[5-3-0-1]
1番人気に推された英ダービーで惨敗。デビューからの連対も8戦目で途絶えたが、前走のエクリプスSで距離を10ハロンに短縮すると、古馬を撃破して待望のG1初制覇を飾った。陣営がマイルでも通用するというスピードは、英国きっての平坦コースでより生きるはずだ。
オンブズマン
牡4 7戦5勝[5-2-0-0]
3歳6月の遅いデビューからちょうど1年、プリンスオブウェールズSでは包まれ通しの不利を強烈な瞬発力で挽回し、鮮やかにG1初制覇を飾った。前走のエクリプスSではドラクロワに屈したもののわずかにクビ差。今回は現役世界ランク1位(タイ)の意地を見せる。
ダノンデサイル
牡4 9戦5勝[5-0-1-3]
昨年の世界一に評価された英インターナショナルSで2着のカランダガンを前走のドバイシーマクラシックで完封。世界レベルの実力を証明しており、今年も超ハイレベルになること必至の一戦にも引けは取らない。ここを勝てばイクイノックス以来の世界王者も見えてくる。
ダリズ
牡3 4戦4勝[4-0-0-0]
母ダリヤカナと半兄ダリアンがG1ホースで、アガ・カーンスタッドの自家生産という良血。F.グラファール調教師の管理馬という点は昨年2着のカランダガンにも重なる。前走のG2ウジェーヌアダム賞で重賞初制覇を飾ったばかりだが、4戦無敗と底を見せておらず侮れない。
シーザファイア
牝4 14戦3勝[3-2-4-5]
英インターナショナルSは父シーザスターズが2009年、母アラビアンクイーンも2015年に優勝。自身はヨーク競馬場で重賞を2勝しており、5月のG2では12馬身差の圧勝と遺伝子レベルで舞台適性の高さを感じさせる。母のように強豪牡馬を蹴散らしても不思議はない。
ワール
牝3 9戦5勝[5-1-0-3]
プリティポリーS→ナッソーS連勝の3歳牝馬。斤量利を得て混合G1へ挑戦。良不良問わぬ対応力も強み。
アンマート
セ7 17戦9勝[9-6-1-1]
昨秋の英チャンピオンS覇者。今季はタタソールズGC、プリンスオブウェールズSとG1連続2着。10F適性高く、古馬の総大将格。
ランボーン
牡3 7戦5勝[5-1-0-1]
英・愛ダービー連覇の3歳最強級。12F中心も、10Fでも重賞2着あり。総合力で古馬相手でも有力。
バーキャッスル
セ5 20戦3勝[3-3-6-8]
仏G2・G3で善戦止まり。末脚は確かだが一線級相手では決め手不足の印象。相手強化のここはどこまでいけるか。