チェスナットコート
性齢 | 牡4 |
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父 | ハーツクライ |
母 | ホワイトヴェール |
母の父 | クロフネ |
調教師 | 矢作芳人 |
日本調教馬の勝利が期待されたコーフィールドCで、チェスナットコートはベストソリューションに10馬身余り離されての13着と、厳しい現実を突きつけられた。一段と相手関係が強化されるメルボルンCで巻き返すには相当な上積みが必要となるものの、その可能性は残されている。
コーフィールドCのゲートを埋めた18頭のうち、チェスナットコートはソールインパクトとともに最大となる4か月半ぶりの実戦だった。両馬の次に長いレース間隔だったサウンドチェックでも約2か月ぶりで、チェスナットコートと同じハンデ55.5kgで着順も1つ違いの12着だった。
また、着順こそ大きくなったものの、中団から差す型のチェスナットコートが、好位につけて流れに乗れた内容も悪くない。一気にペースが上がったところで対応できず、流れに飲まれる格好になってしまったが、久々の実戦でなければ粘りも違い、あるいは勝ち負けに絡めていたかもしれない。ベストソリューションをはじめ上位入線組は前後に位置していた馬ばかりで、そうした実力馬たちの地力を量れた点も今回に向けて参考になるはずだ。レース後には矢作芳人調教師がメルボルンCへの良化へ力を込めており、同じ3200mの天皇賞・春のようなしぶとい競馬をあらためて期待したい。
チェスナットコートの競馬データ