メルボルンカップ

Melbourne Cup

2018/11/6(火) 13:00発走 ※出走日時は日本時間

フレミントン競馬場

ユカタン

ユカタン
性齢 セ4
Galileo
Six Perfections
母の父 Celtic Swing
調教師 A.オブライエン

豪州遠征の初戦となった前走のハーバートパワーS(2400m)で、息を呑むような走りを披露したユカタン。15頭立ての大外枠から最初のコーナーに進入した時は後方2番手だったが、折り合いに専念する他馬を横目にスイスイとポジションを上げ、一枚上をいくスピードで直線入口では約5馬身のリード。残り100mで7馬身ほどの安全圏に入ると鞍上が手綱を緩め、差されるのが心配になるほど急減速して余裕のフィニッシュを決めた。

欧州では2歳時にG1レーシングポストTでの2着があるものの、前走までに手にしていた重賞タイトルは今年7月のG3のみ。6月には高低差の激しいアスコット競馬場とエプソム競馬場で大敗した一方で、起伏が比較的緩やかな地元のアイルランドでは堅実な成績を残している。舞台のフレミントン競馬場は名うての平坦コースだけに、前走同様に再びスピードで圧倒する可能性もある。

また、前走はキャリア最小の斤量56kgで快走したうえ、メルボルンCではハンデ54.5kgとさらに背中が軽くなる。距離経験が2410mまでしかないため今回は約800mの延長が鍵になりそうだが、楽勝した前走の内容からも十分に対応できそうだ。

ユカタンの競馬データ