ゴートゥファースト
16戦4勝[4-1-3-8]
前走のジャックルマロワ賞はG1初挑戦で高いハードルだったが、勝ち馬の背後について残り200mから抜け出すかの大きな見せ場。約3馬身差の5着と結果的には完敗も、目途の立つ内容を残した。滞在2戦目で不慣れな直線からコースも変わる今回は前進を期待できる。
トリバリスト
25戦10勝[10-5-5-5]
昨年のムーランドロンシャン賞では2頭出しのゴドルフィンで白帽の2番手評価ながら、積極的に飛ばしてマイル王チャリンに1馬身1/4差をつける鮮やかな逃げ切り。G2ミュゲ賞の3連覇など芝のマイル戦では非常に安定しており、上位争いの可能性は高そうだ。
アンリマティス
10戦6勝[6-2-1-1]
5月にムーランドロンシャン賞と同舞台の仏2000ギニーを制覇。その後はセントジェームズパレスS(2着)、サセックスS(3着)と連敗も安定している。前走はセントジェームズパレスSで完敗したフィールドオブゴールドに先着し、改めて世代上位の実力を示した。
クドワー
9戦6勝[6-0-0-3]
昨年のジャックルマロワ賞で初黒星(4着)を喫するも、1年の休養を経験するなど当時は4歳にしてまだ5戦目。次戦のクイーンエリザベス2世Sは完敗ながらも5着に粘ってG1級の素質を示した。今年は前走のG3メシドール賞など3戦2勝。得意の渋った馬場なら勝機も。
ダンシングジェミナイ
15戦4勝[4-3-1-7]
前走のジャックルマロワ賞では逃げ馬に並んで先行し、残り100mの手前で勝ち馬に捕まるも1馬身圏内の3着。ゴートゥファーストには2馬身余り先着した。パリロンシャン競馬場の1600mには昨年の仏2000ギニーで2着の実績があり、ここで待望のG1制覇を果たすか。