現地14日に発表されたカルティエ賞で、A.オブライエン調教師の管理馬はユーエスネイビーフラッグが最優秀2歳牡馬、ハッピリーは最優秀2歳牝馬、そしてオーダーオブセントジョージも最優秀ステイヤーを受賞した。

　3頭はいずれもクールモアグループの所有馬で、J.マグニア氏の息子のMV.マグニア氏は今から春が待ち切れない様子。「エキサイティングになるでしょうね。熱い冬になりますよ。レーシングポストトロフィーで凄い勝ち方だったサクソンウォリアーもいますから。彼は凄くタフでライアン（ムーア騎手）が素晴らしい騎乗をしてくれました。ユーエスネイビーフラッグは今年の彼を見ての通りですし、ハッピリーの一族は成長力があります。冬は長いですがエイダン（オブライエン調教師）のチームの扱いは適切なので非常に楽しみです」と鼻息も荒い。

　また、共同経営者であるD.スミス氏の息子のP.スミス氏は、オーダーオブセントジョージの受賞に際して「彼はタフで万能です。1マイル半（2400m）の凱旋門賞で入着し、20ハロンの英ゴールドカップ勝ちもあるうえ馬場不問です。このような馬を所有するのは全ての馬主にとって夢でしょう」と称賛を惜しまなかった。