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ジャスティファイが史上2頭目の大快挙、無敗で米牡馬クラシック三冠達成!

2018年06月10日 13:40

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 米牡馬クラシック最終戦の第150回ベルモントステークス(3歳、ダート12ハロン)が現地9日にベルモントパーク競馬場で行われ、ケンタッキーダービーとプリークネスステークスを制して臨んだ1番人気のジャスティファイが、最内1番枠から好スタートを決めて逃げ切り勝ち。史上13頭目、デビューから無敗の馬としては史上2頭目となる三冠を達成した。

 英国から移籍して挑んだグロンコウスキー(8番人気)が出遅れを克服して1馬身3/4差の2着、2番人気のホフバーグがさらに1馬身3/4差の3着争いを制した。

 ジャスティファイは同じB.バファート調教師の管理馬で2015年のアメリカンファラオに続く三冠馬に。無敗では1977年のシアトルスルー以来の大快挙達成となった。また、バファート師も三冠制覇を2度達成した史上2人目の調教師に輝いている。

 歴史的偉業にバファート師は「アメージングだ。アメリカ人であることが本当に誇らしい。非常に感動している」と声も震え気味。そして「アメリカンファラオは私の一番のお気に入り。そして、この馬(ジャスティファイ)がマイク・スミス(騎手)のために成したこと──マイクはこうした偉業に値する。彼以上の人物はいない。彼に言ったんだ『ようこそ(三冠)クラブへ』とね」と人馬に賞賛を送った。

 また、三冠制覇を成し遂げた騎手としては史上最年長となる52歳のスミス騎手は「この馬は才能にあふれている。天からの贈り物だね。信じられないほど素晴らしい。この感動をどう表現したらいいか分からない」と喜びに浸っていた。