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ロアリングライオンがG1エクリプスS制覇、サクソンウォリアーに競り勝つ

2018年07月08日 12:00

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 ディープインパクト産駒の英2000ギニー馬サクソンウォリアーが、現地7日にサンダウン競馬場で行われたG1エクリプスステークス(3歳以上、芝9ハロン209ヤード)に出走。3番手追走から残り1ハロンで先頭に立つも、後方から末脚を伸ばしたロアリングライオンと叩き合いの末にクビ差の2着に敗れた。

 さらに2馬身1/2差の3着にはクリフスオブモハーが続き、2年ぶりの優勝を狙ったホークビルは4着に終わった。

 ロアリングライオンは昨年10月のG1レーシングポストトロフィーで競り負けたサクソンウォリアーに雪辱を果たしてG1初制覇。重賞は通算3勝目となった。

 J.ゴスデン調教師は「彼はきれいに、凄くかっこ良く乗ったよ。随分と後ろに控えたけど、読んでいたんだね。仕掛けを急がなかった。素晴らしい騎乗でワクワクした」と、ロアリングライオンを勝利に導いたO.マーフィー騎手の騎乗ぶりを絶賛。

 さらに「ダービー馬がいないのは凄く残念だった。2000ギニー馬とダービー馬、そして我々がいれば、途方もないレースになったのだろうけど」とマサーの直前回避を惜しみつつ、ロアリングライオンの今後についてはひと息入れて英インターナショナルステークスにすることを明言した。

 なお、英ダービーから3連敗となったサクソンウォリアーのA.オブライエン調教師は「愛ダービーで厳しいレースをした後だし大きな注文だった。秋が本当に楽しみになったよ。まずは厩舎で休ませる」と内容を評価。その上で「彼が求めるならマイルに戻すこともあり得るかな」と、秋はマイル路線に参戦する可能性を示唆している。