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豪G1ゴールデンスリッパーの覇者シーウィルレイン、気管支炎で突然の引退

2018年08月16日 11:50

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 2歳戦として世界最高賞金の豪G1ゴールデンスリッパーステークスを昨年に制したシーウィルレインの引退が発表された。

 豪競馬メディアの『racing.com』が現地15日に報じたところによると、引退の理由は気管支炎。シーウィルレインは今月4日のG2ミサイルステークス後に鼻出血を発症し、裁決委員からトライアル実施を求められていたという。同馬は2016年に2万豪ドル(約160万円)の格安で購買されたものの、引退までに320万豪ドル(約2億5800万円)の賞金を獲得した。

 シーウィルレインは2016年12月のデビュー戦から重賞初制覇のG2シルバースリッパーステークスまで3連勝。5戦目でゴールデンスリッパーSを制し、昨年9月には3歳初戦のモイアステークスでG1連勝を果たすなど順風満帆だった。しかし、次戦のジ・エベレストで11着に大敗すると、その後は条件戦での1勝のみと低迷。4歳初戦のミサイルS6着が現役最後のレースとなった。