コードオブオナー、名馬続出の米G2ファウンテンオブユースSで重賞初制覇
2019年03月03日 17:50
米ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズのG2ファウンテンオブユースステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が現地2日にガルフストリームパーク競馬場で行われ、中団追走の5番人気コードオブオナーが直線半ばで抜け出すと、3番人気バーボンウォーの追い込みを3/4馬身しのぎ切り勝利した。
2馬身離れた3着に2番人気ヴェコマが入線し、デビュー戦圧勝で1番人気に推されたヒドゥンスクロールは逃げるも早め進出のコードオブオナーに捕まり、さらにクビ差の4着に終わった。
フランケルの全弟ノーブルミッション産駒のコードオブオナーは重賞初制覇。昨年8月のデビュー勝ち後にG1シャンペンステークスで勝ち馬から3馬身差の2着があったが、そこから3か月後の前走は準重賞で4着に敗れていた。
ファウンテンオブユースSの歴代優勝馬からは数々の活躍馬が誕生しており、近年では2017年のガンナヴェラが昨年のブリーダーズカップクラシックなどG1で2着3回。2013年のオーブはKダービーを、2012年のユニオンラグズはベルモントステークスを制している。また、2009年のクオリティロードはドンハンデキャップなどG1レースを4勝し、種牡馬としても今年のペガサスワールドカップ覇者シティオブライトを輩出。2007年のスキャットダディは昨年、種牡馬として米史上2頭目の無敗三冠馬ジャスティファイを送り出した。