現地12日、欧州競馬の年度表彰にあたるカルティエ賞の各賞受賞馬が発表。年度代表馬にはG1を3連勝したJ.ゴスデン厩舎の5歳馬エネイブルが選出された。

　エネイブルは史上初の3連覇を狙った仏G1凱旋門賞こそ2着に敗れたが、エクリプスステークス、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス、ヨークシャーオークスとG1を3勝した。

　年度代表馬は2017年に続いて2度目の選出で、複数回の受賞はウィジャボード（2004年、2006年）とフランケル（2011年、2012年）に並ぶ史上3頭目の快挙。またゴスデン師は昨年のロアリングライオンを含めて3年連続で欧州年度代表馬を輩出した。

各賞の受賞馬は以下のとおり。

最優秀2歳牡馬：ピナトゥボ
最優秀2歳牝馬：クアドリラテラル
最優秀3歳牡馬：トゥーダーンホット
最優秀3歳牝馬：スターキャッチャー
最優秀スプリンター：ブルーポイント
最優秀ステイヤー：ストラディバリウス
最優秀古馬：エネイブル
年度代表馬：エネイブル