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癖馬パキスタンスターが香港退去、ドバイ移籍で心機一転へ

2019年12月04日 11:55

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 2018年のG1クイーンエリザベス2世カップを制すなど、香港で人気と実力を兼ね備えたスターホースとして活躍してきたパキスタンスターが、ドバイへ移籍する見通しであることが分かった。現地紙の『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が現地3日付けで報じている。

 パキスタンスターは先月17日のジョッキークラブスプリントに出走するも、発馬後100mほどで競走を拒否。これまでも競走拒否、それによる出走停止処分を繰り返し受けており、同馬のオーナーは今週にも香港ジョッキークラブに移籍に向けた書類を提出すると予想されているという。同紙によるとドバイでの預託先はD.ワトソン調教師になる模様。

 なお、シャティン競馬場のオールウェザーコースで見せるトライアルの走りが目を引くことから、かねてより香港の競馬関係者たちの間でパキスタンスターにはドバイが最適と話題にされてきたとのこと。P.オサリバン調教師もパキスタンスターがダートに専念していたなら、無敗だったのではないかと今季初めに冗談めかしていたというエピソードも紹介されている。