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オブライエン厩舎のコーモラント、ブリンカー効果でG3愛ダービートライアルSを快勝

2020年06月10日 12:25

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 愛レパーズタウン競馬場で現地9日にG3愛ダービートライアルステークス(3歳、芝10ハロン)が行われ、先頭で最終コーナーを回った最低5番人気のコーモラントが、同じA.オブライエン厩舎で圧倒的人気のロシアンエンペラーを1/2馬身抑えた。

 キングマン産駒のコーモラントは重賞初制覇。未勝利勝ちから臨んだ昨年9月のG2チャンピオンジュベナイルステークスでモーグルの5着に完敗し、その後にオールウェザーの条件戦でも敗れて今回は7か月ぶりの3歳初戦だった。

 コーモラントを勝利に導いたP.ベギー騎手は「彼は真面目な馬で、初めて着けたブリンカーが効いたようだ」と低評価を覆しての勝因を明かしている。なお、このレース13勝目のオブライエン師は、過去にガリレオやイェーツ、ハイシャパラル、ディラントーマスなどで制している。