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英国から豪州へ移籍のミラージュダンサー、ザメトロポリタンで待望のG1初制覇

2020年10月07日 12:43

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 芝2400mのハンデG1ザメトロポリタン(3歳以上)が現地3日に豪ランドウィック競馬場で18頭により争われ、内ラチ沿いで好位集団を前に見ながら運んだ4番人気のミラージュダンサーが直線残り100mで先頭争いに加わると、中団から外を伸びた1番人気ムガトゥーとの競り合いを0.2馬身差で制した。

 7番人気のエンジェルオブトゥルースが逃げ粘り、さらに0.2馬身差の3着。2番人気に推された日本生まれのルーラーシップ産駒ハッシュライターは、好位から残り200mまで先頭争いを演じたものの最後に失速し、勝ち馬から1.9馬身差の4着に終わった。

 ミラージュダンサーは2歳10月に英国のM.スタウト厩舎からデビュー勝ちを飾り、4歳8月にはG3グロリアスステークスで重賞初制覇を飾った。昨年の同レース2着後に豪州のT.バスティン&N.ヤング厩舎へ移籍すると、初戦のG1コーフィールドカップではメールドグラースの3着に善戦。しかし、勝ち星に恵まれないまま前走まで9戦を消化し、1年越しで手にした豪州初勝利が待望のG1タイトルとなった。