NEWS

ニュース

ニュース/コラム

凱旋門賞馬ダラカニが死去、種牡馬としても成功

2021年01月16日 11:21

  • 友だち追加数

 現役時代に仏ダービーや凱旋門賞を制し、引退後は種牡馬としても成功した名馬ダラカニが死去した。21歳だった。英競馬メディア『racingpost.com』が現地15日に報じている。

 ダラカニは父ダルシャーン、母父ミスワキという血統で、半兄にキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスやブリーダーズカップターフなどを制したデイラミがいる良血馬。アガ・カーン殿下の所有馬としてA.ドゥロワイエデュプレ厩舎でデビューする。

 2002年のデビューから無傷の6連勝で2歳G1クリテリウムアンテルナシオナルや翌年の仏ダービーを制覇。愛ダービーでアラムシャーの2着と初黒星を喫したが、秋にはニエル賞と凱旋門賞を連勝し、9戦8勝の成績を残して引退した。

 種牡馬としてはBCターフを2勝したコンデュイットや仏ダービー馬リライアブルマン、愛オークス馬ムーンストーン、コロネーションカップを勝ったデフォーなどのG1馬を輩出。母の父としても欧州2歳王者ピナトゥボや日本でG1スプリンターズステークスを制したタワーオブロンドンなどを出した。