NEWS

ニュース

ニュース/コラム

​パレスピアがジャックルマロワ賞を連覇、ポエティックフレアとの激戦制す

2021年08月16日 11:00

  • 友だち追加数

 現地15日、仏ドーヴィル競馬場にてG1ジャックルマロワ賞(芝1600m)が行われ、L.デットーリ騎乗のパレスピアが激戦を制して昨年からの連覇を達成した。

 一団となって進んだ馬群の中で、パレスピアは直線コースの中央寄りで後方に待機。勝負どころで進出を開始すると、外ラチ側へ切れ込みながらも一気に先頭へ飛び出し、最後はラチ沿いから猛追してきた英2000ギニー馬ポエティックフレアをクビ差で退けた。

 3着は逃げ粘ったオーダーオブオーストラリア。昨年の2着馬アルパインスターは最下位の8着に沈んだ。

 J&T.ゴスデン厩舎のパレスピアはキングマン産駒の4歳馬。昨年はロイヤルアスコット開催の英G1セントジェームズパレスステークスからこのレースを連勝し、今年もロイヤルアスコット開催の英G1クイーンアンステークスからのローテーションで勝利した。

 本来はクイーンアンS後に7月末にグッドウッド競馬場での英G1サセックスステークスに出走予定だったが、血液検査の結果が思わしくなかったためこれを回避したパレスピア。ゴスデン調教師も「最低限の調教量でここへ来た」と80パーセントの仕上がりだったことを認めており、それでも勝利したパレスピアと鞍上のデットーリ騎手をたたえていた。