豪G3ザヒース1100、マスクドクルセーダーがジ・エベレストへ鮮烈アピール
2021年09月01日 08:26
現地8月28日に豪コーフィールド競馬場でG3ザヒース1100(4歳以上、芝1100m)が行われ、1番人気のマスクドクルセーダーが最後方の11番手から直線で鮮やかに追い込みを決めた。
0.75馬身差の2着に中団の内ラチ沿いから伸びたアミッシュボーイ(2番人気タイ)、さらに1馬身差の3着にはもう1頭の2番人気オクスリーロードが2番手から粘り込んだ。
マスクドクルセーダーは3月のG1ウィリアムリードステークスに続く3度目の重賞制覇。ウィリアムリードSの次戦ではTJスミスステークスでネイチャーストリップの2着、さらにオールエイジドステークス5着でシーズンを終え、今回は4か月ぶりの2021/22シーズン初戦だった。
同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、父のジョン師らとマスクドクルセーダーを共同管理するW.ホークス調教師は、2016年の香港G1チェアマンズスプリントプライズで豪快な追い込みを決めたかつての管理馬シャトークアを例に挙げ、その勝ちっぷりを賞賛。今後はすでに出走権利を確保済みのジ・エベレスト(10月16日)に向けて調整される。