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グランドプロムナードが豪G3ザバートカミングス快勝、出走権獲得でメルボルンCへ

2021年10月06日 11:35

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 現地2日、豪フレミントン競馬場でG3ザバートカミングス(芝2520m)が16頭により争われ、抜群のスタートから3番手で流れに乗ったグランドプロムナード(2番人気タイ)が、迎えた直線では1.25馬身抜け出して快勝した。

 勝ち馬の外4番手を追走した4番人気のトラリーローズが、中団後方から馬群を捌いたマスターオブワイン(12番人気タイ)を0.3馬身抑えて2着に続き、フランスからの移籍馬で1番人気のシェラズは中団から見せ場なく14着に大敗した。

 6歳セン馬のグランドプロムナードは英国生まれのシャンゼリゼ産駒(その父デインヒル)で重賞初制覇。昨シーズン終盤の3月から8月21日の今季初戦まで7戦連続の連対(3勝)と成績が安定しはじめ、前走はG3ナチュラリズムステークスで重賞に初挑戦するも5着に敗れていた。今回は2度目の挑戦でうれしい重賞初制覇を飾り、合わせてメルボルンカップの優先出走権も手にした。

 同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、同馬を共同管理するC.マー調教師はメルボルンCに直行する考えを明かしている。