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【世界の調教師紹介 Vol.9】ジェームズ・カミングス

2018年10月03日 13:30

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オーストラリアにおけるゴドルフィンの専属調教師。

オーストラリア出身のジェームズ・カミングス調教師は1988年1月12日生まれ。曾祖父のジムから続くカミングス家4代目のトレーナーで、祖父のバートはオーストラリアが誇るG1メルボルンカップを史上最多の12回も制し、“カップスキング”の異名を取った豪殿堂入り調教師だ。

父アンソニーの厩舎を13歳の頃から手伝い、その後、牧場勤務を経て、2006年に再び父の厩舎にカムバック。2009年には当時祖父が厩舎を開いていたシドニー・ランドウィック競馬場のレイラニロッジという厩舎でフォアマン(厩舎長)を任され、G1コックスプレート連覇のソーユーシンクなどを手がけた。

2013年に自身の調教師免許を取得し、同年8月1日からは祖父と共同名義での調教をスタート。2014年にはハロウドクラウンでG1ゴールデンローズSを制して共同名義におけるG1初制覇を果たした。ハロウドクラウンでは2015年3月にもG1ランドウィックギニーに勝った。その後、祖父が同年8月に亡くなると、レイラニロッジを引き継いで単独名義での調教を開始。2016年4月にプライズドアイコンでG1シャンペンSを制すと、同年11月には同馬でG1ヴィクトリアダービーも制して見せた。

その後、2017年5月にゴドルフィンのオーストラリアにおける専属調教師に抜擢。同年9月にはアリゼでG1フライトSに勝ち、新しい立場における初のG1勝ちを収めている。2017/18シーズンのニューサウスウェールズ州のメトロポリタン(主要競馬場)におけるランキングは2位。

近年のG1勝ち
2018年:
キングスフォードスミスC(オーストラリア):インペンディング
レガシーS(オーストラリア):アリゼ
ランドウィックギニー(オーストラリア):ケメンタリ
CFオールS(オーストラリア):ハートネル

2017年:
フライトS(オーストラリア):アリゼ

2016年:
ヴィクトリアダービー(オーストラリア):プライズドアイコン
シャンペンS(オーストラリア):プライズドアイコン

文:秋山 響(TPC)

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