豪ギニー前哨戦のG2オータムS、ウォーラー厩舎のコーストウォッチが際どく制す
2022年02月16日 11:45
現地12日、豪コーフィールド競馬場でG2オータムステークス(3歳、芝1400m)が行われ、2番手追走の2番人気コーストウォッチが直線の残り100mで抜け出すと、8番人気バーニングパワーの追い込みを0.1馬身しのいで勝利を手にした。
さらに0.75馬身差の3着には内ラチ沿い3番手につけていたラッキーデシジョン(3番人気タイ)が続き、1番人気のディセントレインは勝ち馬から1.7馬身差の5着に敗れた。
コーストウォッチはC.ウォーラー調教師が管理するファストネットロック産駒のセン馬で、昨年8月のG3ミンダイナスティに続く2度目の重賞勝ち。その後にG1ゴールデンローズステークス3着、G2スタンフォックスステークス2着に好走するなど、今回は約4か月ぶりの秋初戦だった。
同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、今後のコーストウォッチはオーストラリアンギニーやランドウィックギニーおよびローズヒルギニー、オールスターマイル、ドンカスターマイルに登録があるとのこと。現地ブックメーカー『スポーツベット』のオーストラリアンギニーにおける前売りでは11倍がつけられている。