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ブラッドザブリーフが愛G2グリーンランズSを快勝、アケースオブユーは3着

2022年05月22日 10:54

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 現地21日、愛カラ競馬場で行われたG2グリーンランズステークス(4歳以上、芝6ハロン)は、先行するW.ビュイック騎乗の3番人気ブラッドザブリーフが後方から追撃する4番人気ムーネイスタに一度は鼻面を並べられるも、最後に1/2馬身突き放して勝利を手にした。

 圧倒的1番人気のアケースオブユーはムーネイスタと道中並走も伸び切れず、さらに3馬身3/4差の3着に完敗。連覇を狙った6番人気のグスターヴァスウェストンは勝ち馬の背後から伸びを欠き5着に終わった。

 ブラッドザブリーフはダッチアート産駒の5歳セン馬で、2020年10月の仏G3セーヌエオワーズ賞以来となる2度目の重賞制覇。2019年8月にT.ダスコム厩舎からデビューし、昨年のリヤドダートスプリントではコパノキッキングの9着という戦績もある。その秋にセーヌエオワーズ賞で連覇を逃すと今季からH.パーマー厩舎で心機一転を図り、初戦の前走から2連勝と転厩効果をうかがわせている。

 遠征に帯同した厩舎の責任者は「彼は多少湿ったくらいの馬場の方がいいんだ。もしアスコットの土曜日が雨降りになれば、プラチナジュビリーステークスであっと言わせるかもしれないよ」と、日本からグレナディアガーズも参戦予定の大舞台へ意欲を見せた。