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ロイヤルアスコット開催のレーティング、バーイードに歴史的評価

2022年06月22日 14:08

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 英国競馬統括機構(BHA)が現地21日に最新のレーティングを更新。ロイヤルアスコット開催のG1クイーンアンステークスを圧勝したバーイードを、3ポンド増の128ポンドと評価した。

 BHAの公式サイトにはロイヤルアスコット開催に関するハンデキャッパーの解説ブログが掲載されており、クイーンアンSにおけるレーティング128という評価は、今世紀では2012年のフランケル(140)に次ぐ高いもの。欧州の古馬にバーイードの脅威となるマイラーは存在しないとしている。

 バーイードを脅かすとすれば3歳馬となるものの、セントジェームズパレスステークスにおけるコロエバスのレーティングは、上位争いした馬たちのレーティングが戦前に高くなかったこともあり、英2000ギニー勝利時の121に据え置かれた。そして、これ以上の脅威は3歳牝馬の中にいるとし、コロネーションステークスを圧勝したインスパイラル(レーティング121)を強調。2000年以降では2018年のアルファセントーリ(122)に次ぐ高いレーティングであると注目している。

 なお、グレナディアガーズが参戦したプラチナジュビリーステークスのネイヴァルクラウンは6ポンド増の118ポンドで、このレースにおける優勝馬の平均値と評価されている。