NEWS

ニュース

ニュース/コラム

​最新世界ランキング、フライトラインが史上最強フランケルに次ぐ高評価

2022年09月16日 10:37

  • 友だち追加数

 IFHA(国際競馬統括機関連盟)が最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表。米G1パシフィッククラシックを圧勝したフライトラインが急浮上して1位となった。

 今回の発表は2022年1月1日から9月11日までに実施された世界の主要レースを対象としたもの。フライトラインはパシフィッククラシックでG1ドバイワールドカップ覇者カントリーグラマーに19馬身1/4差の歴史的圧勝を飾ったことが高く評価され、レーティングを127から139まで上げた。現行のシステムでのレーティング139はダートでは史上最高。芝を含めても無敗の怪物フランケルの140に次ぐ史上2位となった。

 2位は英インターナショナルステークスで実績馬ミシュリフに6馬身半差で圧勝したバーイード。こちらもレーティング128から135にジャンプアップした。芝でのレーティング135はフランケルが2012年にマークした140以降では最高で、バーイードの父であるシーザスターズが2009年に与えられた136に次ぐものとなる。

 上位2頭に大きく水を開けられての3位は、豪州の短距離王ネイチャーストリップでレーティング126。同125の4位にはトラヴァーズステークスを制した米国の3歳馬エピセンターが浮上してライフイズグッドと並んだ。アイリッシュチャンピオンステークスを制して凱旋門賞の前売り上位人気となったルクセンブルクは122で13位タイに入っている。

 日本馬では、凱旋門賞に参戦予定のタイトルホルダーがレーティング124で6位タイ。前哨戦のニエル賞で4着に敗れたドウデュースはレーティング121の19位タイまでに入れず圏外となっている。