フランスの名伯楽、ヘッド調教師が今年限りで引退へ
2022年09月19日 11:03
フランスを代表する名伯楽、F.ヘッド調教師(75)が今年限りでの引退を表明した。
父は調教師にしてオーナーブリーダー、妹も調教師という競馬一家出身のヘッド師は、騎手としてフランスのリーディングジョッキーに6回も輝き、名馬ミエスクなどの主戦として活躍。引退後は調教師として名牝ゴルディコヴァ(ブリーダーズカップマイル3連覇など)やソロウ(ドバイターフ勝ちやクイーンエリザベス2世ステークス勝ちなど)らを手掛けた。
ヘッド師は『Jour de Galop』に対し、「16歳で初勝利を挙げてから、止まることなくここまで来た」「そろそろ休養を取って楽しむ時だ」と語った。なお同師の息子のクリストファー氏はすでに調教師として活躍しており、娘のビクトリアさんも調教師としてのキャリアをスタートしている。