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香港で短期騎乗のボウマン騎手、入国めぐりコロナ対応で振り回される

2022年11月16日 14:31

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 3カ月の短期ライセンスを取得し、夏季開催に移行する豪州から香港に移ったH.ボウマン騎手が、コロナ対策の影響で一部の騎乗をキャンセルする事態に巻き込まれた。

 香港ジョッキークラブの公式リリースによると、ボウマン騎手は今週から開始する騎乗に向けて現地13日に香港入りしたが、同伴した家族が新型コロナウイルスの陽性反応を示し、濃厚接触者に当たるボウマン騎手にも隔離措置が要請された。

 13日朝にはZ.パートン騎手に新型コロナウイルスの陽性が判明し、16日のハッピーバレー開催での騎乗を断念。予定していた7鞍のうち4鞍がボウマン騎手への乗り替わりとなっていたが、それもキャンセルを余儀なくされた。

 ところが、その後に複数の検査でボウマン騎手および家族の陰性が証明され、隔離措置は15日をもって即時解除。ボウマン騎手はすでに乗り替わりが発表済みの16日こそレースで騎乗できないものの、同日朝から調教に参加することは可能となった。

 ボウマン騎手のレース騎乗は香港国際競走の前哨戦が組まれている20日のシャティン開催から開始となる。