ゴドルフィンのグローバルストーム、エース不在のG2ドバイシティーオブゴールドで重賞初制覇
2023年03月05日 12:56
ドバイシーマクラシック前哨戦のG2ドバイシティーオブゴールド(芝2410m)が現地4日にメイダン競馬場で行われ、W.ビュイック騎乗のグローバルストームが向正面の進入で先頭を奪うと、そのままマイペースに持ち込んで鮮やかに逃げ切った。
好位の一角から同じC.アップルビー厩舎のケマリが2.5馬身差の2着に続き、後方から馬群の中を通ったダラメソスがさらに1.25馬身差の3着争いを制した。香港から遠征のセニョールトーバは中団馬群の外から伸び切れず8着に終わっている。
グローバルストームはナイトオブサンダー産駒の6歳セン馬で重賞初制覇。昨年はこのレースでフクムから約2馬身半の3着、同7月のG2プリンセスオブウェールズクロースブラザーズステークスでもユビアーに約2馬身半の3着、続くG3グロリアスステークスではレベルスロマンスに3馬身3/4差(4着)と、G1ホースたちと差のないレースをしていた。今回は本命視されていた同厩のレベルスロマンスが直前で回避するも、5カ月半ぶりの休養明けで見事に穴を埋めた。