G2ドバイゴールドカップ（芝3200m）が現地25日にメイダン競馬場で行われ、R.ムーア騎乗のブルームが前哨戦のナドアルシバトロフィー勝ちから臨んだ地元ゴドルフィンのシスカニーをゴール前で差し切った（クビ差）。

　中団の内ラチ沿いで脚を溜めたブルームは、自身の外から先に動いたシスカニーの背後に続いて直線へ。残り300mから抜け出したシスカニーに襲い掛かり、ゴール前でねじ伏せた。シスカニーから4.75馬身差の3着には2年ぶりの2勝目を狙ったサブジェクティビストが先行策から粘り込んでいる。

　日本人の松島正昭氏が共同所有するブルームは、昨年のハードウィックステークス以来となる白星で通算7度目の重賞制覇。今回の走破時計3分16秒83は、2021年にサブジェクティビストが記録した3分17秒77を更新するレコードとなった。