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産駒がブレークのサトノアラジン、NZでの来季種付け料が3.6倍に大幅アップ

2023年04月19日 15:04

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 日本からニュージーランドにシャトル派遣され、オセアニアでブレークしたサトノアラジンの種付け料が、今季の1万2500NZドル(約104万円)から来季は4万5000NZドル(約375万円)へと3.6倍に跳ね上がることになった。繋養先のリッチヒルスタッドが現地18日に発表した。

 サトノアラジン産駒は現地で2世代目を迎えた今シーズンにブレーク。3歳馬のグランドインパクトが昨年10月の豪G3ブルーサファイアステークスで産駒初の重賞制覇を飾ると、今年3月には2歳馬のトウキョウタイクーンがシステマステークスでG1初制覇を果たし、その1週後には3歳馬のペニーウェカがニュージーランドオークス、さらにオーストラリアンオークスと連勝した。

 この他にもセイクリッドサトノがG3ボーンクラッシャーステークスを勝ち、ジャパニーズエンペラーはG1オーストラリアンギニーで3着に善戦。サトノアラジンはニュージーランドのセカンドシーズンサイアーと2歳リーディングサイアー部門で独走している。

 また、レヴァンテやレガルト、プロウェスら産駒5頭で今季G1レース8勝とサトノアラジンを上回る結果を残しているプロワジールも、1万7500NZドル(約146万円)から7万NZドル(約584万円)へと種付け料が大幅に引き上げられる。