G1クイーンエリザベス2世カップ（30日）で香港勢として初の連覇を狙うロマンチックウォリアーが、香港カップを圧勝に導いたJ.マクドナルド騎手を再び鞍上に迎えることになった。豪競馬メディア『racing.com』が現地18日付けで報じている。

　ロマンチックウォリアーは昨年11月のジョッキークラブカップと12月の香港Cで、体調不良により休養していた主戦のK.ティータン騎手の代わりにマクドナルド騎手を鞍上に迎えて連勝。香港Cでは日本のダノンザキッドらを4馬身余りちぎり捨てる圧勝劇を披露した。

　その後、ティータン騎手が復帰するもマイルの香港スチュワーズカップと2000mの香港ゴールドカップでゴールデンシックスティに連敗。一気に世代交代を進めると思われたが足踏みが続いている。

　香港チャンピオンズデーのマクドナルド騎手は、豪州から香港チャンピオンズマイルに参戦するエイゴン、チェアマンズスプリントプライズでサイトサクセスとコンビを組むほか、現時点で6レースに騎乗を予定。29日のローズヒル開催後に香港へ飛ぶとのこと。