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チャンピオンズ&チャターCのロマンチックウォリアー、パートン騎手は初距離に慎重

2023年05月24日 12:31

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 今週末のG1チャンピオンズ&チャターカップ(28日)で初の2400mに挑むロマンチックウォリアー。香港の中距離路線では今や頭ひとつ抜けた存在だが、香港ジョッキークラブが現地23日のリリースで距離への対応に慎重なZ.パートン騎手の見解を紹介している。

 ロマンチックウォリアーの鞍上は4歳三冠戦からK.ティータン騎手が主戦を務め、J.マクドナルド騎手も代役を担ってきたが、今回はパートン騎手が手綱を取ることになった。香港リーディング5回を誇り、今年も次位のC.ホー騎手に61勝差をつけて独走中のパートン騎手は、ロマンチックウォリアーに何度か調教をつけた経験こそあるが、レースで乗るのは初めてになる。

「2400mの距離は少しばかり課題だね。彼には経験がないし。彼は1200mで勝っている(2021年のデビュー当初に3連勝)けど、1200mと2400mで勝てる馬は多くないから、距離には疑問符がつく」「彼は間違いなく一流になったし、レースがどのように流れるかだろうね」と、パートン騎手は慎重に構えている。

 パートン騎手はカリフォルニアスパングルでロマンチックウォリアーに勝ったのをはじめ、これまでに何度か鞍上として対戦してきた視点から「ロマンチックウォリアーは香港でベストホースの1頭」と評価している。しかし「自分が見たところでは、調教で少し行きたがるし、レースでも緩みないペースで走る。その感じで2400m走ると余裕は持てない」と課題も指摘。

「彼は前走から多少はリラックスしているから、日曜日(28日)に距離を乗り切るために彼自身の助けになればね」と楽観していない。