米サラトガ競馬場で現地25日に行われたG1パーソナルエンスンステークス（4歳以上牝馬、ダート9ハロン）は、最内枠からスムーズにハナに立った3番人気のイディオマティックが、終始1馬身ほどのリードを保つと直線では4馬身差を開いて逃げ切った。

　4番手で中間点を通過した4番人気のシークレットオースが、直線入口で内ラチ沿いから勝ち馬を捕らえにかかるも突き放され、3番手から外を回った1番人気ネストをクビ差抑えて2着。2番人気のクレリエールは後方のまま勝ち馬から18馬身近く離されて5着に沈んだ。

　ジャドモント所有でB.コックス調教師が管理するカーリン産駒の4歳馬イディオマティックはG1初制覇。5月のG2ラフィアンステークス（2着）で重賞に初挑戦後、6月のG3ショーニーステークス、7月のG2デラウェアハンデキャップ、そして今回で重賞3連勝としている。