現地21日のG1英チャンピオンステークスを制したキングオブスティールが、11月4日の米G1ブリーダーズカップターフに参戦する可能性が浮上していることが分かった。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。

　R.ヴェリアン厩舎のキングオブスティールはウートンバセット産駒の3歳馬。前走までは英ダービー2着などG1タイトルまであとひと息のレースが続いていたが、英チャンピオンSでは最後方からの直線一気でG1初制覇を果たした。

　この勝利でBCターフの優先出走権を獲得し、ヴェリアン調教師も「BCターフがわれわれの目標」とコメント。ただし実際に参戦するかは「今週後半に決める」とし、馬の状態を確認してから判断すると強調した。

　BCターフには英ダービーで先着を許したディープインパクト産駒のオーギュストロダンのほか、日本からシャフリヤールが参戦を予定している。