2021年の欧州年度代表馬に輝いたセントマークスバシリカの半弟にあたる超良血馬ロートレックが、現地19日に英ニューカッスル競馬場のオールウェザー8ハロン戦をデビュー勝ちした。

　シユーニ産駒のセントマークスバシリカは20年に英2歳G1デューハーストステークスを勝ち、翌21年は仏2000ギニーと仏ダービーの二冠をはじめ、エクリプスステークス、アイリッシュチャンピオンステークスまで各国のG1を連勝した。

　もう1頭の半兄マグナグリーシア（父インヴィンシブルスピリット）も18年のフューチュリティトロフィーと翌19年の英2000ギニーを制覇。この偉大な兄2頭はいずれもクールモア所有馬でA.オブライエン厩舎の所属だったが、キングマン産駒のロートレックはジャドモントの所有でJ＆T.ゴスデン厩舎が管理している。