アクセラレイトが種牡馬を引退、ロイエイチらとKYホースパークで余生
2023年11月22日 12:20
2018年のエクリプス賞最優秀ダート古牡馬に輝くなど、G1レース5勝と活躍したアクセラレイトが種牡馬を引退。ケンタッキー・ホースパークで余生を過ごすことになり、同馬を繋養していたレーンズエンドファームより現地21日に発表された。
ルッキンアットラッキー産駒のアクセラレイトは5歳を迎えた2018年に本格化し、3月のサンタアニタハンデキャップでG1初制覇を飾ると、さらに5月のゴールドカップアットサンタアニタステークスから11月のブリーダーズカップクラシックまでG1レース4連勝。翌年1月のペガサスワールドカップ(3着)を最後に現役を退いた。
引退後はレーンズエンドファームで種牡馬入りし、初年度の種付け料は2万ドルに設定された。しかし、産駒の成績は3世代でステークス1勝と振るわず、2023年の種付け料は1万ドルに引き下げられていた。
なお、KYホースパークは前日の20日にもロイエイチの受け入れを発表している。現役時代のロイエイチは2017年と2018年にブリーダーズカップスプリントを連覇するなどG1レースを3勝。両年にはエクリプス賞最優秀短距離牡馬も受賞した。セン馬のため、引退後はP.ミラー調教師の厩舎で使役馬として役目を与えられていた。