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【ドバイワールドC】2着ウシュバテソーロ川田騎手「精いっぱいの走りをしてくれたと思います」

2024年04月01日 14:15

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<ドバイワールドカップ>◇30日=メイダン◇G1◇ダート2000メートル◇4歳上(南半球産3歳上)◇出走12頭◇1着賞金696万ドル(約10億4400万円)

 ウシュバテソーロ(牡7、高木)は2着で史上2頭目の連覇を逃した。

 これまで同様、道中は最後方を追走。想定以上に前がやりあい、よどみないペースで運んだが、3、4コーナーで逃げたローレルリバーが2番手以降を大きく離して直線へ。ウシュバテソーロも懸命に脚を伸ばしたが、8馬身半差の2着と及ばず。それでもサウジCで先着を許したセニョールバスカドールを首差退け、前年王者の意地を見せた。

 川田騎手は「とても具合がよく競馬を迎えられて、彼らしく走りながら、セニュールバスカドールはしっかりとつかまえてゴールに入ってくれましたけど、はるか先に勝ち馬がいたので、前哨戦を勝った時点で千六を勝った馬ではありましたけど、強い勝ち方をしていましたので距離だけがどうかというところでしたが、二千でもあれだけしっかりと走られてしまってはどの馬にとってもノーチャンスだったなと思いますし、ウシュバはウシュバで全力の走りをして、サウジで負けた相手を捕まえてくれたので精いっぱいの走りをしてくれたと思います」と受け止めた。

 高木師は「勝った馬が強かったです。秋はまたアメリカに行こうと思っています。衰えもないし、これだけ世界の強豪と戦ってくれている。また頑張ります」と昨年5着に終わったBCクラシックへの再挑戦に力を込めた。

出典:日刊スポーツ