オキーチョビーが英G3ゴードンリチャーズSで重賞初制覇、前走はドバイオナーの2着
2024年04月28日 10:19
英サンダウン競馬場で現地26日に行われたG3ゴードンリチャーズステークス(4歳以上、芝10ハロン)は、道中6番手に控えたオキーチョビーが直線で末脚を炸裂させ、2番人気で並ぶデザートヒーローにアタマ差で勝利した。
後ろから2頭目に構えて脚を溜めたオキーチョビーは、直前から伸びるデザートヒーローを追撃すると、2番手から粘り込みを図る1番人気イスラーとデザートヒーローを残り100ヤードの手前からまとめて差し切った。さらに3/4馬身差の3着にイスラーが続いている。
オキーチョビーはH.チャールトン調教師が管理するタイムテスト(父ドバウィ)産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。ジャドモントの自家生産馬で半兄には2019年の英セントレジャー馬ロジシャンがいる。前走で1年半ぶりに休養から復帰し、当時はリステッドのマグノリアステークスでドバイオナーの2着(3馬身差)だった。
英競馬メディア『racingtv.com』などによると、チャールトン師はオキーチョビーの次走について「あえて言うならイスパーン賞かタタソールズゴールドカップあたりだろうね。どちらかになりそうだ」とG1挑戦のプランを明かしている。