現地7日、米サラトガ競馬場でG1ジャストアゲームステークス（4歳以上牝馬、芝8ハロン）が行われ、I.オルティスJr.騎乗のチリフラッグが最後方から差し切った。

　7頭立ての最後方からとなったチリフラッグは直線に入ってもまだ後方2番手。しかし勝負どころで鞍上が追い出すと鋭く伸び、前を行くライバルたちをまとめてかわしてゴールに飛び込んだ。

　2着は半馬身差でホワイトビーム。3着にはさらにアタマ差でミッションオブジョイが続いた。なお5頭出しだったC.ブラウン厩舎はワンツーフィニッシュを決め、このレースはここ8年で7勝目となった。

　チリフラッグはシティスケープ産駒の5歳馬。今年3月のG3ハニーフォックスステークスで重賞初制覇と遅咲きで、前走のG2チャーチルディスタフターフマイルステークス、そして今回と重賞3連勝を果たして本格化をアピールした。