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​混戦の仏G1サンクルー大賞、ドバイオナーが欧州でのG1初制覇

2024年07月01日 12:05

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 現地30日、仏サンクルー競馬場でG1サンクルー大賞(芝2400m)が行われ、T.マーカンド騎乗のドバイオナーが直線で抜け出して快勝した。

 7頭のうち6頭が単勝1ケタ台という混戦のレースは最低人気のアウトボックスが飛ばし、ポイントロンズデールは2番手、ドバイオナーは内の3番手、フィードザフレームが外の4番手、イレジンは最後方に控えて隊列が決まる。

 直線に入るとドバイオナーがポイントロンズデールの内から抜け出して先頭に。2番手にはフィードザフレームが上がってきたが先頭との差を詰めるには至らず、そのままドバイオナーが1馬身3/4差で押し切った。

 フィードザフレームからクビ差の3着は粘ったポイントロンズデールが確保し、イレジンはさらに3/4馬身差の4着までだった。

 W.ハガス厩舎のドバイオナーはプライドオブドバイ産駒の6歳セン馬。昨春の豪州遠征でG1ランヴェットステークスとG1クイーンエリザベスステークスを連勝した。今年は4月の香港G1クイーンエリザベス2世カップで7着に終わっていたが、前走の仏G2シャンティイ大賞3着から臨んだここで欧州でのG1初勝利を手にした。

 この結果を受け、大手ブックメーカー『パディパワー』は7月27日の英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでのドバイオナーのオッズを11倍までカットしている。