米国でキーンランド・セプテンバー・イヤリングセールが開幕した。

　初日の9日、上場番号1番のカーリン産駒（牡1、母ダディーイズアレジェンド）を55万ドルで落札したのは日本の中内田充正師（45）だった。中内田師は167番のイントゥミスチーフ産駒（牡1、母ポイントオブオナー）も125万ドルで落札している。

　ノースヒルズは上場番号175番のクオリティロード産駒（牝1、母レイチェルヴァレンティナ）を105万ドルで落札。母はG1スピナウェイS覇者、祖母が米年度代表馬にも輝いた名牝レイチェルアレクサンドラという血統馬で、繁殖牝馬としての期待も大きそうだ。前田晋二オーナーとノースヒルズの共同名義では上場番号99番のキングマン産駒（牡1、母ジェイワンダー）を25万ドルで落札している。

　ノースヒルズは前田幸治代表名義で11年にこのセールでアンブライドルズソング産駒の牝馬（ロードクロサイト）を落札。同馬は繁殖入りし、ディープインパクトと交配され、コントレイルを生んでいる。

出典：日刊スポーツ