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フレンドリーソウルなど4頭のG1馬の母、インクローバーが死去

2025年05月30日 10:50

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 昨年の仏G1オペラ賞を勝ったフレンドリーソウルなど4頭のG1馬を産んだ名牝インクローバー(父インチナー)が23歳で死亡した。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 インクローバーは現役時代に仏G3フロール賞を勝つなど18戦4勝の成績を残して繁殖入り。母としては仏G1オペラ賞を制したウィーアー(父ダンシリ)、仏G1カドラン賞を勝ったコールザウィンド(父フランケル)、仏G1ロートシルト賞を勝ったウィズユー(ダンシリ)、そしてオペラ賞勝ちを含む6戦5勝の現4歳牝馬フレンドリーソウル(父キングマン)を送り出した。孫世代には仏G1フォレ賞を制したケリナ(父フランケル)もいる。

 馬主だったG.ストローブリッジ氏の代理人を務めるT.ゴフ氏は「オーナーブリーダーであるストローブリッジ氏は訃報を悲しんでいたが、同時にこのような特別な牝馬を所有できたことに深く感謝しているようだ」とコメント。

 さらに同氏は「彼女が産んだG1馬は全てジャドモントの種牡馬との産駒であることは言うまでもない」「そして彼女は(フレンドリーソウルの全きょうだいとなる)キングマン産駒の1歳牡馬と当歳牝馬を残した。この物語がまだ終わっていないことを願う」と続けていた。