今年で第75回を数えた英国屈指のG1レースであるキングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスが、来年は同国史上最高額の賞金総額200万ポンド（約4億円）となることがアスコット競馬場から発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　キングジョージは過去の勝ち馬にリボー、ニジンスキー、ブリガディアジェラード、グランディ、シャーガー、ダンシングブレーヴ、ナシュワン、ガリレオ、エネイブルら歴史的名馬がずらり。ゴリアットが制した昨年のレースは、ロンジンワールドトップ100G1レースにて12ハロン路線で最高のレーティング122.75を獲得した（総合では4位）。

　アスコット競馬場のF.バーナード氏は「過去75年間の優勝馬の顔ぶれは比類のないもので、私たちは最高の馬たちを真夏のハイライトに惹きつけ続けるよう尽力する」とコメントしている。